ウィスキーと健康

欧米では健康志向がウィスキーの消費を伸ばしているという話を聞きます。
本当でしょうか?


カロリー

ウイスキーのカロリーは、シングル一杯で75kcal前後、ダブル一杯150kcalです。生ビール一杯が200kcal、焼酎コップ一杯が250kcal、グラスワイン一杯が100kcalほどですので、ウィスキーは相対的に低カロリーです。


糖質

ウィスキーに含まれる糖質を、ビール、赤ワインと100mlあたりで比較すると、
・ウイスキー……0.0g
・ビール(淡色)……3.1g
・赤ワイン……1.5g
ウイスキーは糖質ゼロです。


ポリフェノール

ウイスキーにはポリフェノールが豊富に含まれています。原酒をオーク樽で長期熟成している間に、樽からエラグ酸を含むポリフェノールがウイスキーに溶け出します。エラグ酸は「樽ポリフェノール」と呼ばれ、高い抗酸化作用があり、体の中で作られる活性酸素による酸化を抑える効果があります。また動脈硬化、脳梗塞、糖尿病を予防する効果もあると言われます。

また、ウイスキーに含まれる「リオニレシノール」という成分は、メラニン色素を生成するチロシナーゼという酵素のはたらきを抑制する作用があります。エラグ酸よりも強力なチロシナーゼ抑制効果があり、美白化粧品によく添加されているアルブチンの7倍のメラニン抑制効果があることがサントリーの研究で明らかにされています。

リオニレシノールは、蒸溜直後のウイスキーには存在しておらず、樽熟成の過程で少しずつ増加していくためオーク材由来の抗酸化成分であることがわかっています。


香気成分(フレーバー)

ウイスキーの香気成分は、人の自律神経活動に影響を与えると言われています。ウイスキーの香りをかぐことで、前頭葉から発せられる脳波(CNV)が小さくなって鎮静状態になり、副交感神経が優位になることがこれまでの研究で明らかになっています。交感神経よりも副交感神経が優位になると人はリラックスした状態になります。仕事で疲れた心や身体を癒してくれる効果があります。

 

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