おいしいウィスキーを求めて
2021年6月19日
テイスティンググラス
どんなウィスキーも、テイスティンググラスで飲むと風味や味わいが驚くほど増幅されます。シングルモルトをストレートで味わうときには必ず使用したいものです。
グラスを選ぶときは、リム(口に当たる部分)の形状と厚み、ボウル(ウィスキーが注がれ...
2021年6月17日
ボトラーズ・ブランド
市場に流通するウィスキーには、オフィシャル・ボトルとボトラーズ・ブランドの二種類があります。
オフィシャル・ボトルとは、蒸留所が自社で商品化して販売するボトルです。誰でも容易に入手することができ、品質・味わいも安定しており、その蒸留所...
2021年6月15日
ブレンディング
モルトとグレインの両方のさまざまなスコッチウイスキー原酒を選んで、それらを組み合わせて目的のフレーバーを生み出すプロセスをブレンディングといいます。
ブレンデッドスコッチは、1つまたは複数のモルトウイスキーと、1つまたは複数のグレイン...
2021年6月13日
カスクの話(2)
樽(カスク)はウイスキーの風味にどのようにして影響を与えているのでしょうか。
【充填強度による違い】
まず、同じ樽であっても、樽に充填する際のアルコール濃度によって最終的なフレーバーは異なってきます。樽の材料(木材)に含まれる特定の化...
2021年6月11日
カスクの話(1)
現在スコットランドでウィスキーの熟成に使用される主要な樽は、空気または窯で乾燥させ、内部を焦がし、バーボンを1回充填したアメリカン・ホワイトオーク樽です。これをエクス・バーボンバレルとかASB(アメリカン・スタンダードバレル)と呼びま...
2021年6月9日
チル・フィルタレーション
シングルモルトの輸出が拡大すると、倉庫での保管や輸送中にウィスキーを低温保存するようになりました。するとウィスキーがわずかに白濁してくるのです。
これは風味豊かな脂肪酸エステルなどの、より大きな分子が急激な温度低下によって乳白色の外観...
2021年6月7日
天使の分け前
ウィスキーづくりをビジネスとして見たとき、生産者、特に生産量の少ない小規模な蒸留所にとっては採算を取るのが難しい商売です。
スコッチウィスキーが国外に輸出されるときの価格のおよそ74%は税金として英国政府に納められます。残りの26%か...
2021年6月4日
スコッチ業界の動向(3) クラフト蒸留所
クラフトビールという言葉は最近よく耳にすると思いますが、近年小規模な設備で限られた量のウィスキーを生産する蒸留所が出てきました。これらを「クラフト蒸留所」と呼んでいます。
英語ではcraft distilleryの他にmicro di...
2021年6月1日
スコッチ業界の動向(2) カスクフィニッシュ
熟成したウィスキーにより複雑な風味をつける目的で、原酒を元の樽から以前別のスピリッツやワインを入れていた樽に詰め替えてさらに短期間熟成させることがあります。これを「カスクフィニッシュ」や「セカンダリーカスク」といい、今日では非常にポピ...
2021年5月30日
スコッチ業界の動向(1) NAS
NASとは「Non Age Statement」の略で、ラベルに熟成年数を表記しないウィスキーのことです。日本ではノンエイジ、ノン・ヴィンテージ、ナスなどと呼ばれています。
近年NASのシングルモルトが次々と発売されるようになりました...
2021年5月27日
スコッチの6大産地
スコットランド全土で稼働している蒸留所は100か所あまりで、スコッチの生産地区としては従来、ハイランド、ローランド、キャンベルタウン、アイラの4つに区分されていたが、現在ではスぺイ川流域をスペイサイド、アイラ島を除くハイランドの島々を...
2021年5月17日
コンビニあと払い「ペイディ」
当店でのお支払いは、クレジットカードのほかにPaidy(ペイディ)による後払いがご利用いただけます。事前登録やクレジットカードは必要なく、メールアドレスと携帯電話番号だけでご利用いただけます。
月に何回お買い物をしても、お支払いは翌...